世の中、生産性や価格重視なものばかり…
だからこそ「とことんおいしい豆乳」を作ってやろう!
そのことだけを考えて始めました。
薄めるためでなく、どの水分量が一番おいしく感じるか ?!
気候や温度でも味は変わってしまうので
納得いかずに捨ててしまうことも多々あります。
酸化を防ぐために、大豆は一粒一粒皮を剥きます。
水に浸す時間を大幅に短縮することで
栄養分の放出も防げるから…
大豆を雑菌から守ることもできるので一石三鳥 !!
撹拌時の泡も、アルコールとかで消しません。
「揮発するから味は変わらない」って言われても
味に影響がでると思うから…
その分、ゆっくり機械を回します。
「賞味期限を長くできないですか」とも言われます。
簡単にできるのですが、そのために
余分なものを入れたくないのです。
おいしさを追求すると「大豆」と「水」だけなのです。
これだけの材料で手間ひまかけて作ります。
嬉しいのは、お客さんから「美味しい!」という言葉だけでなく
体調の変化をいただくことです。
おいしさをとことん追求した結果は
安心で身体にも良いものでもありました。
美味しさをとことん追求する
難しいからうまく出来た時は喜びがある
努力するから人の喜んだ顔が見たくなる
だから、私は豆乳を作り続けられるんだと思います。
髙山 裕子